公道自動車レースを目指して -17ページ目

ピットロード

今週はピットロードの様子から始めましょう。往復4車線のshoreline driveの内側がピットレーンです。中央分離帯に60cm程のコンクリートウオール(通常コースは1m)をめぐらせ、コース側にのみ金網があります。このウォールが低いのは、メインスタンドからもピット作業が見えやすいよう、スイートスタンドからもメインストレートが見えるようにと60cmになっているようです。

ピットロード

その金網が1スパンごと空いていて、そこから、ピットからの情報をドライバーにサインで知らせています。その低いウオールの向こう約1.5m巾の地域は『アイランド』と呼ばれ、報道関係者とクルーしか入れません。下の写真はPKVチームのダ・マッタのピットクルー。ポール・トレーシーが後ろを通過中。結構いい写真だと思います。

アイランド2

サーキット入口には

サーキットからの主要道路の出入口には必ず消防車、救急車が待機しています。市当局、市消防隊救急隊の絶大なる協力体制があるのです。彼らの1人に話を聞いたら「人(上司)から言われてやるのではなく、俺がやることでこの街は安全だということがみんなに分かってもらえるからやるんだ」といってました。

消防

BUILT TOUGH

セーフティカーのクルーにカメラを向けると“COM'ON“といって手招きしてくれた。フォードのトラックを駆使しレースの安全を守る頼もしい奴らです、しかも人懐っこい。全米の消防士、救急隊員などから募集し、訓練を受け、本業のスケジュールの空いている間のレースを担当する。タフで自分の仕事に誇りを持っているすごい奴らです。ちなみにCCでは死亡事故が一度もないそうです。

タフ

宴の後

賑やかだった日曜日も 月曜の午前中からのサーキット解体作業が始まると遠い記憶へと変わってゆきます。表彰台のバックスポンサーが取られるとコンパネが残るだけです。ふだんの生活に戻るのが1番早いのは公道サーキット自身かも。By あの頃に戻りたい僕

宴の後

チームスイート前

そして、優勝チームのニューマン・ハースのスイート前でパチリ。こんなに幸せだったのは初めての経験でした。

チームスイート

超ミーハー

お立ち台侵入のため(合法)スタンドを離れたのは残り7・8周の時。人波を掻き分けお立ち台についたときはあと1周でチェッカーフラッグというとき。プレスはお立ち台正面の仮設撮影台に陣取っていましたが、上手、下手は まだ、まばらでしたので下手最前列メンバー3人で占拠(たぶん合法)。ミーハー3人で表彰式を見学したのです。ウイニングラン終了後、ボーデ登場、シャンパンファイト、キャップダンスと続くのです。トヨタアトランティックの表彰の教訓からキャップゲットには最前列しかも、最下手・最上手が有利と判断して望んだ結果・・・。3人中2個のキャップゲット。大喜びもつかの間、ポールニューマン登場。滅多にはずさないサングラスをはずした姿をパチリで、またまた大喜び。いやはや、なんてミーハーなんでしょう。

表彰式

Pニューマン

優勝はボーデ

決勝の結果はご存知でしょうが、04チャンピオンのボーデが勝ちました。レースの模様はCHAMP CAR WORLD SERIES FAN !!さん http://indy-cart-f1.ameblo.jp/ がとても詳しいです。さすがモータースポーツファンはすごいです。我々は表彰式会場にもぐりむことに一生懸命でした。おかげですぐそばで、ボーデやP・トレーシーを見れました。結局、ミーハーなんですね、我々。

ボーデ

マシン

教えてください。

アメリカはさすがにスケールでかい!決勝の日は 国歌斉唱のあとパラシュートで3人舞い降りてきました。ひとりはサーキットに降りれず、池ポチャだった模様。そのあとジェット広告ってゆうのか煙でWELCOME RACE と描いてました。どうやっているのか解りませんでした。誰か教えてください。

雲

ノープロブレム

会員の1人はボディガードの結界の中に普通に佇んでいました。外からの人はガードが固いですが内側にいる人はノープロブレム!協議会会員もびっくりのチャンプカー開幕戦です。

シュワ家族

すると隣に

我らの席の右端6席分が予約席となっていましたが そこにカリフォルニア知事 アーノルド シュワルッツネガー氏が 家族連れでやってきました。 なんとラッキーなんでしょう。《早起きは三文の徳》どころか 一生の思い出になりました。

シュワ知事